日本代表MF柴崎岳(レガネス)はMF遠藤航(VfBシュツットガルト)の負傷もあり、2日に行われるFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ最終戦・スペイン戦での先発出場が予想されている。そんな柴崎岳がスペイン代表に対する印象やMFペドリ(バルセロナ)にまつわるエピソードを語った。
柴崎岳は先月末、スペイン紙『アス』のインタビューでスペイン代表のメンバー構成について「スペイン代表の選手は戦術面でかなり優れていますし、テクニックも素晴らしい。ガビ、ブスケツ、ペドリと中盤は毎試合ほぼ同じメンバーで構成されていますし、彼らはバルセロナでも一緒にプレーしています。それに選手層も厚い。コケやマルコス・ジョレンテらが控えています」と高く評価。
日本代表にとってスペイン戦勝利がグループリーグ突破の条件であるものの「スペイン代表に勝つには、よほどうまく戦わないと厳しいと思いますね」と、勝利が極めて難しいとの見解を示している。
またMFペドリ(バルセロナ)の印象について聞かれると「彼がラス・パルマス所属で、まだそこまで知名度が高くない時に対戦したことがありますね。僕はデポルティーボ・ラ・コルーニャの選手でした」と告白。
「当時もペドリはとてもいい選手だと感じていましたけど、ここまですごい選手になるとは思っていなかったですね。超一流ですし、僕自身彼のプレースタイルが大好きです。フィジカル面に弱点があると議論になっていますけど、いつかバロンドールに値する日が来ると思いますよ」と最大級の賛辞を送った。
柴崎岳は2019/20シーズンにデポルティーボ・ラ・コルーニャでプレー。2020年2月1日のラス・パルマス戦でフル出場しているが、当時バルセロナからラス・パルマスへレンタル移籍中のペドリとピッチ上で相対していた。
そんなペドリとの再戦を果たす可能性があるだけに、柴崎岳はより一層モチベーションを高くしてスペイン戦に臨むだろう。