【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】サウジアラビア1-2メキシコ(日本時間12月1日/ルサイル スタジアム)
今大会の初戦でアルゼンチンを撃破し世界中を驚かせたサウジアラビア。28年ぶりのグループステージ突破をかけたメキシコ戦でも鉄壁のディフェンスは健在。GKが昇龍拳さながらの豪快なパンチングでピンチをしのぐなど、数々の堅守に「守りが堅すぎる」「カテナチオ!」と称賛の声が相次いだ。
劣勢を強いられていたサウジアラビアが大ピンチを迎えたのは前半終了間際。サイドチェンジからメキシコ代表FWロサーノに突破を許すと、FWベガにシュートを打たれた。
しかし、これをサウジアラビア代表DFカンノがブロック。その後もメキシコ代表DFガジャルドのクロスとFWチャベスのシュートを跳ね返すと、最後はDFモンテスのクロスをサウジアラビア代表GKアルオワイスがさながら「昇龍拳」のように豪快なパンチングで弾いてみせた。
メキシコの猛攻を耐え凌いだサウジアラビアのディフェンスを、ABEMAで解説を務めた水沼貴史氏は「すごい粘り。本当にシュートブロックがすごい」と絶賛。実況・三上大樹アナウンサーも「選手たちで壁を作っているよう」とそのシーンを描写した。
視聴者もこれに反応。「サウジの守備がマジでいいな」「守りが堅すぎる」といった声が並び、アルオワイスのパンチングには「ルイージw」「昇龍拳」「俺の手首なら捻挫してる」と人間離れしたそのプレーを賞賛するファンも数多く見られた。
1-2で敗れたサウジアラビアはグループステージ敗退に終わったが、今大会で得たものは大きいはず。来年のアジアカップでは再び日本の前に立ちはだかるかもしれない。(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)