日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)は2日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ最終戦・スペイン戦で先発出場している。そんな中、同選手のカタール1部アル・ラーヤンへ電撃移籍する可能性が報じられていることに、サッカーファンの関心が集まっている。

 谷口彰悟は川崎フロンターレ一筋の31歳。センターバックでレギュラーを務めるほか、キャプテンとしてチームをけん引。4度のJ1制覇や2019シーズンのYBCルヴァンカップ優勝、2020シーズンの天皇杯制覇に大きく貢献している。

 また日本代表では2015年6月の国際親善試合・イラク戦でデビューも、しばらく招集外に。昨年6月のカタールW杯アジア2次予選で代表復帰を果たすと、最終予選では10試合中3試合に出場。先月17日の強化試合・カナダ戦でフル出場すると、スペイン戦でW杯デビューを飾っている。

 同選手の去就については、今オフにもカタール1部アル・ラーヤンへ移籍することがほぼ確実とスペイン戦キックオフ直前に一部メディアが報道。これには「マジか…」、「衝撃的すぎる」、「スペイン戦どころではなくなった」といった驚きの声が沸き起こっている。

 また欧州移籍ではないことに対して「中東行くのか…」、「そんなに海外移籍したいのか」といったコメントも寄せられている。谷口彰悟はスペイン戦でスタメンに抜てきされたことで注目を集めているが、川崎フロンターレサポーターをはじめ多くのJリーグファンが同選手の去就報道に複雑な気持ちを抱いている。