日本代表は1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節でスペイン代表と対戦し、2-1で逆転勝利した。

この試合で逆転弾を決めたデュッセルドルフの日本代表MF田中碧が試合直後、インタビューに答えた。

「コスタリカ戦に負けて決勝トーナメントに行けないんじゃないかっていう雰囲気が漂っていたんですけど、自分たちは自分たちを信じていましたし、今日スタジアムに来てくれた人たち、日本で朝早くから起きていたたくさんの人たちの応援があったので。しっかり勝って決められて良かったです」

また、試合のプランについて聞かれると「ドイツ戦をイメージして前半はゼロで進めるのが理想でしたけど、失点してしまったのは仕方ないかなと。ただ後半に律のシュートから始まってしっかりと逆転できたのは力があったからできたのだと思います」と失点に動揺せず後半の逆転劇へ繋げたことに胸を張った。

そして逆転弾については「自分は自分を信じてましたし、ずっと前からW杯で点を取ることをイメージしててそれを実行できて良かったです」と喜んだ。

そして強豪のドイツとスペインを抑えての首位通過、チームとしての手応えを聞かれると、「素晴らしい選手がたくさん居るので全員の力で勝ち取った決勝トーナメントです。ただ、まだ何も成し遂げてないし、ここからが歴史の始まりだと思うのでそこに向かってしっかりと準備したいです」と気を引き締めた。

最後にラウンド16で対戦するクロアチア戦について「ここからはどのチームも強い相手。まずは自分たちができることをしっかりやって切り替えて準備したいです」と快挙に浮かれることなく前を見据えた。