【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】クロアチア0-0ベルギー(日本時間12月2日/アフメド ビン アリ スタジアム)
今大会を象徴する光景ではないだろうか。セットプレーの流れからクロアチアがPKを獲得。クロアチア代表MFモドリッチvsベルギー代表GKクルトワのレアル・マドリード同士のPK対決にも注目が集まったが、VARの末にオフサイド判定となってまさかのPK取り消し。これにはモドリッチも納得のいかない様子だった。
問題の場面は15分に訪れた。左サイドからモドリッチがクロスを上げると、ベルギーがクリアをしきれずルーズボールに。このボールにクロアチア代表FWクラマリッチが反応すると、ベルギー代表カラスコと接触する形で倒れた。これにはすかさず主審がPKの判定を下している。
モドリッチはPKスポットにボールをセットするなど蹴る気満々だったが、VARの末にクロアチア代表DFロブレンがオフサイド判定となり、PKが取り消しに。これにはモドリッチも怒りのジェスチャーで抗議した。
この様子を見たABEMA視聴者からは「上げて落とす」「心がグチャグチャw」「無慈悲な順番だよ」「そりゃキッカーは怒るわw」とモドリッチに同情する声もある一方で、「テクノロジー発動」「というか副審いる意味ねえ」「今大会のMVP VAR」とテクノロジーに対するコメントも相次いだ。
モドリッチが怒りを露にした通り、判定が覆った側の選手からすると文句を言いたいところだが、VARと半自動オフサイドテクノロジーの登場によって誤審が減っているのも事実だ。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)