サッカー日本代表は現地時間6日、FIFAワールドカップカタール2022ラウンド16でクロアチア代表と対戦する。ドイツ代表、スペイン代表に勝利して決勝トーナメント進出を果たした日本代表は、前回大会準優勝のクロアチア代表にどのようなメンバーで臨むのだろうか。

 キーポイントは3バックになるだろう。初戦のドイツ代表戦では後半から、スペイン代表戦では試合開始から3バックで戦った。同じようにボールを持たれる展開が予想されるクロアチア代表戦も、スタートから3バックで望むのではないだろうか。

 GKはスペイン代表戦でもセービングでチームを救った権田修一で異論はない。3バックは吉田麻也を中央に、出場停止の板倉滉に代わって冨安健洋が戻ってくるはず。もう1人はスペイン代表戦でも出色の出来を見せた谷口彰悟だ。

 スペイン代表戦と同様に、前半をロースコアで持ち込み、後半に勝負をかける展開が理想だ。左には長友佑都、右には伊東純也を配置し、三笘薫はジョーカーとして攻撃に勢いをつけてもらいたい。

 ボランチは遠藤航の状態次第だ。スペイン代表戦では試合終盤にピッチに立ったが、中3日で行われるクロアチア代表戦に向けてコンディションが上がっていれば先発メンバーに入るだろう。相棒は守田英正のスタートが理想。ゴールを決めた田中碧は勢いもあるが、前半の出来を見ると、攻勢に出るためのカードとして起用するのがいいだろう。

 シャドーには南野拓実と鎌田大地と予想する。ここのところは活躍できていない南野だが、スペイン代表戦の前半のような展開では、2度追い、3度追いできる南野のストロングポイントが活きる。最前線の前田大然の背後でパスコースを消しつつ、連動したプレスで素早くゴールに迫りたい。鎌田の特徴が活きにくいスタイルではあるが、少ないチャンスをものにしてくれる信頼感は揺らがない。

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