周知の通り、12月1日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージ(E組)の第3戦で、日本代表はスペインに2ー1で逆転勝利。首位通過を決め、現地6日に開催されるラウンド16で、クロアチアと対戦することになった。

 バルセロナの下部組織で育ち、現在もラ・リーガのレアル・ソシエダでプレーするMF久保建英にとっては、いわば第二の母国との試合。残念ながらハーフタイムで交代となってしまったが、先発出場し、押し込まれる展開のなかで主に守備面で貢献を果たした。
 
 その久保はスペイン語が堪能のため、試合後に相手国のメディアからも質問を受けた。スペインのヘレナ・コンディス記者によると、その中で「誰とユニホームを交換したか」と問われ、バルセロナに所属する18歳のMFガビと回答した。

 その理由は、昨シーズンにマジョルカで共闘したベテランGKマノロ・レイナ(現マラガ)の娘がガビの大ファンで、頼まれたからだという。

 以前に、90分間戦ったライバルとユニホーム交換をするのはあまり好きではないと語っていた久保。今回は、元同僚のために文字通り一肌脱いだようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】試合後にユニホームを交換したという久保とガビはともに先発でプレー