現地時間12月3日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、アルゼンチン代表はオーストラリアと対戦。2-1で勝利を飾った。

 この試合で躍動したのが、リオネル・メッシだ。スコアレスで迎えた35分、右サイドで浮き球を足下に収めると、味方とのパス交換からペナルティエリア内に侵入して左足のコントロールショット。相手DFの股を抜いたボールがゴール左に吸い込まれた。

 この鮮やかな先制点以外にもチャンスを次々に創出したアルゼンチンの10番を激賞したのが、元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏だ。

【動画】元英代表も絶賛!正確なコントロールショットで決めたメッシの股抜き弾
 英紙『Daily Mail』によれば、『BBC』で「メッシは、このワールドカップで見てきた中で個人として最高のパフォーマンスを披露した」と絶賛。こう続けた。

「観衆にとっては、彼が何かプレーをした後、ほとんど神のようだった。彼のプレーに対するファンの反応をほぼ見ていたんだ」

 文字通り圧巻のパフォーマンスを見せたキャプテンが牽引するアルゼンチンは、準々決勝でオランダと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部