アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが、オーストラリア代表戦を振り返った。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。

3日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のアルゼンチンvsオーストラリアが行われ、アルゼンチンが2-1で勝利した。

この日から大会はノックアウトステージへ。優勝候補の一角であるアルゼンチンは、劇的に勝ち上がったオーストラリアと対戦した。

この試合の主役はメッシ。キャリア通算1000試合出場を達成したメッシは、オーストラリアの堅い守備の前に苦戦した中で35分に先制ゴールを記録。チームはその後フリアン・アルバレスのゴールで追加点を奪うと、1点を返されるも勝利を収め、ベスト8に進出した。

自身のメモリアルマッチでフル出場を果たしたメッシ。チームのベスト8入りを喜ぶ一方で、とても難しいゲームだったと振り返り、オーストラリアの最後の猛攻を讃えた。

「僕たちはもう一歩踏み出したけど、今は難しい一歩が迫っている」

「2-1となったことで自分たちは苦しくなってしまった。コントロールされた試合であり、勝利される可能性もあったからだ」

「彼らは反撃のゴールを決め、その後はそうなるのが普通だ。彼らは最後の数分間で、シュートを打ち始めた」

「恐らく、最後にディブ(エミリアーノ・マルティネス)がブロックしたものを除けば、僕たちも難しくはなかったけど、最後の数分間で相手が来たという感覚だ」

「僕たちは団結しなければいけない。もう一歩踏み出した。でも、次も同じように難しい試合が待っている」

また、大会日程についても言及。グループステージ最終節のポーランド代表戦から中2日での試合は難しかったとした。

「難しい試合だったし、難しい日だった。休む時間はほとんどなく、疲れていて、回復も上手くいかなかった。とてもフィジカルな試合だった」