ガーナ代表FWアンドレ・アイェウ(アル・サッド/カタール)の娘が、ウルグアイ代表戦で同選手がPKを外したことを受けて、気を失い病院へ搬送されたようだ。3日、フランスメディア『RMC』が伝えている。
アイェウは3日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループH第3節のウルグアイ代表戦に先発出場すると、16分にモハメド・クドゥスがGKセルヒオ・ロシェに倒されたことで得たPKのキッカーを担当。しかし、これはGKロシェのセーブに遭い、先制の好機を逃してしまった。試合はその後、2失点を喫し、0-2で敗戦。ガーナ代表は1勝2敗の勝ち点3で4位で今大会を終えている。
この試合でPKを外したアイェウはハーフタイムに交代となっていた。しかし、これは戦術的なものではなかったようだ。報道によると、アイェウがPKを外したのをスタンドで見ていた同選手の7歳の娘が気を失い、病院へと搬送されたという。この知らせを受け、アイェウは病院へと向かったことから、ハーフタイムに交代を余儀なくされたことが明らかになっている。
なお、すでにアイェウの娘の状態は回復し、駆けつけた同選手が娘を抱いている写真も公開されている。また、アイェウの娘が気を失ったのは精神的なものからだった模様で、W杯という大舞台で父親のPK失敗という大きな出来事が影響したと見られている。