【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】オランダ3-1アメリカ(日本時間12月4日/ハリーファ国際スタジアム)

 ダービッツは、引退した今もなお「ダービッツ」だ。今大会のオランダ代表はコーチ陣も豪華。元オランダ代表監督と、もう一人が、ドレッドヘアとサングラスでお馴染みのダービッツ。彼が映し出されると、解説・戸田和幸も思わず反応した。

【映像】存在感たっぷりのダービッツ

 ルイス・ファンハール監督が率いるオランダ代表のベンチが豪華すぎる。元オランダ代表監督ダニー・ブリントと共にアシスタントコーチを務めるのは、エドガー・ダービッツだ。オランダ代表のレジェンドでもある彼は、今も変わらない存在感を放っている。

 ダービッツは緑内障を患ったことで装着し始めたゴーグルがトレードマークの選手だったが、それは引退後の現在も変わりない。この日も、ベンチで一際、際立っていた。

 ABEMAの解説・戸田和幸氏も彼の姿を見逃せなかったようだ。国際映像でファンハール監督が映し出されると、その左隣に座るダービッツに注目。「現役の頃は目が悪かったのでゴーグルをかけていたのですが、ベンチでサングラスをかけている人はなかなか見ないので存在感がすごい」と、ユーモアを交えてダービッツのことを語った。

 監督がメディアに取り上げられることは多いが、各チームのアシスタントコーチを誰が務めているかまで知られていることは少ない。今大会は、ベルギー代表のベンチに元フランス代表FWアンリ氏、アルゼンチン代表のベンチには元同国代表DFワルテル・サムエル氏、DFロベルト・アジャラ氏、FWパブロ・アイマール氏など、往年の名プレーヤーがコーチを務めることも多い。ベンチに注目してみるのも楽しみの一つだ。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)