現地時間12月5日、日本代表はカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、前回準優勝のクロアチアと対戦する。
この一戦を前に、元日本代表監督のヴァヒド・ハリルホジッチが、クロアチアメディア『Sportske novosti』のインタビューに応じ、森保ジャパンについても言及した。
「ドイツとベルギーの敗退は確かにこれまでで最大のサプライズだが、どちらも決勝トーナメントに値するとは言えなかった。彼らのプレーと姿勢を見れば、早く家に帰るのは当然だった」
そうグループステージを振り返ったハリルホジッチは、「一方で、日本やモロッコ、フランスを破ったチュニジアなど、いくつかのチームは本当に良い試合をした」と続けている。
森保ジャパンについては、「日本は組織的でとても良いチームだ」と賞賛した。
「ゲームで彼らの動きを見るのは素晴らしい。それは幾何学的な詩のようであり、規律あってラインを崩さず、人と空間をカバーすることに非常に厳格だ。多くのチームには、そのような守備の規律がない」
日本代表を率いていた4年前と同様に、開幕直前にモロッコ代表監督を解任された70歳は、さらに攻撃面についての特長もこう説明している。
「彼らは反撃の瞬間を待ち、カウンターに出ると縦に走り、全速力で敵にダメージを与える。ドイツとスペインはそれを肌で感じただろう。日本は一瞬で深くまで入り込み、3人か4人の選手で素早いカウンターでフィニッシュする。誰もがそれを行えるわけではない」
ハリルも注目する一戦は、日本時間12月5日の24時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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