フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、バルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデについて言及した。フランス『RMC sport』が伝えた。

 前回王者のフランスはグループDを首位通過すると、4日にグループCを2位で通過したポーランド代表と対戦。44分にFWオリビエ・ジルーがフランス代表歴代最多ゴールの通算52点目となる先制ゴールを記録すると、74分と91分にFWキリアン・ムバッペが追加点をマーク。ラストプレーでFWロベルト・レバンドフスキにPKを決められたが、3-1の勝利を収め、ベスト8進出に進出した。

 そのなかで、クンデは右サイドバックでスタメン出場すると、後半アディショナルタイムまでプレー。だが、42分に敵陣右サイドでのスローインを投げようとタッチラインに向かった際、首に金色のネックレスを着用していたことが確認され、即刻外すように命じられると、ベンチにいたスタッフの手を借りてアクセサリーを外していた。

 この行為にデシャン監督は「レフェリーからプレーが止まるとすぐに、選手はブレスレットやネックレスをつけてはいけないと警告された。彼らは腕時計やサングラスをつけてプレーしようとはしない。ジュールはその必要がなかった。外していると思っていたが、どうやら外していなかったようだ。我々の責任だ」と反省の弁を述べている。