元日本代表の中村憲剛氏が、12月4日にDAZNで配信された『やべっちスタジアム』に出演。日本が挑む、カタール・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦への考えを述べた。

 中村氏は、前回大会準優勝の強豪について、「スペインは自分たちのリズムを押し通してくるチームで、その戦い方にみんなが慣れていって、結構安定していましたが、クロアチアは、あの手この手を使ってくる」と、状況によって攻撃の形を変えてくる柔軟性を警戒した。

 ただ、「ドイツ戦、スペイン戦よりもボールを握れる時間が増える」と分析。そのうえで、「4バックのほうがやりやすいのではないか」とスペイン戦でスタートから採用した守備的な3バックではなく、4バックのほうが効果的だと見解を示した。
 
 また、現役時代に川崎フロンターレでチームメイトだった三笘薫の起用法についても言及した。

「三笘薫が出る時はアクセルを踏む時、勝負を決めにいく時。三笘を最初から使いたいという気持ちは分かります。そのほうがチャンスも作れるだろうし。ただ、90分を考えた時に、やっぱり残り時間のために薫を取っておきたいというのが森保さんの中にある。それも含めてクロアチア戦も途中出場になると思う」

 中村氏は最後に、「ロースコアになりそうな気がする」とし、クロアチア戦のスコアを1-0の日本勝利と予想。森保ジャパンは史上初のベスト8進出なるか。運命の一戦は日本時間12月5日、24時キックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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