現地時間12月5日、日本代表はカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。
残念ながらこの大一番に欠場が濃厚なのが、体調不良で2日間トレーニングを欠席しているMF久保建英だ。
当然、その情報は相手国にも伝わっている。クロアチアメディア『sportske novosti』は5日、「日本のメッシはクロアチア戦に出場しない?これが最良のニュースではないかもしれない理由」と題した記事を掲載。次のように伝えた。
「日本のメディアは、攻撃的MFのクボがウイルスのために最後のトレーニングを欠場したと報じている。彼はドイツ戦とスペイン戦で先発出場したが、どちらもハーフタイムで交代した。“日本のメッシ”が出場しなかった唯一の試合は、敗れたコスタリカ戦だ」
記事は「しかし、これはズラトコ・ダリッチ監督とクロアチアにとって必ずしも良いニュースではない」として、こう続けている。
「スペイン戦でクボに代わって出場したドウアン(堂安律)、フライブルクの24歳は、スペインを相手に番狂わせを起こした最初のゴールを決めた。ただのゴールではない。時速120キロのシュートをネットに突き刺し、これは今大会ここまで2番目に速い得点だった」
同メディアは久保が欠場ならば、ここまで2ゴールの堂安がスタメン出場すると見て、警戒を強めているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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