現地12月4日に行なわれたカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でポーランドを下したフランス代表と、セネガルを撃破したイングランド代表が準々決勝で対戦することになった。
この日のイングランド戦を英テレビチャンネル『ITV』で解説をしていた元イングランド代表ガリー・ネビルは、MFジュード・ベリンガムを「彼がいることでチームがガラリを変わる。フランスとの対戦へ導いたのは彼だ」と絶賛した。
また、同席していた元アイルランド代表ロイ・キーンも「あんなに若くて優秀なミッドフィルダーを観たのは本当に何年ぶりだろう?」と感嘆。また、フランス戦に向けては「相手を何も恐れることはない。彼らは称賛に値する」と賛辞を贈っている。
そして、すでにファンの間では“事前マッチ”がヒートアップ。英メディア『SportBible』によれば、W杯では初めて決勝トーナメントで激突することになった2か国のサポーターは大興奮しており、特にイングランドファンは早くも“フランス断ち”をしているようだ。
「スリーライオンズのサポーターは、フランス料理をボイコットするようにSNS上で呼びかけ、『これはWARだ。これから試合まではバゲットもクロワッサンも食べない! 』と宣言した。すると、これに続々と呼応する声が上がり、『パン・オ・ショコラは学校で配られる。あとは断つ』『去年のEUROの決勝戦前日の夕食はパスタだった。今でもあの敗けは自分のせいだと思ってる』『フランスに由来するものはだめだ。マカロンにも目をくれるな!』『スマホのエムバペの待ち受けを見つけたら変えてもらう』といったコメントが寄せられている」
準々決勝は12月10日(日本時間11日4時)に行なわれる。イングランドファンの心がけは実を結ぶだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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