堂安と鎌田がクロアチアのボランチを抑えられるか

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間12月5日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦する。「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当するMF本田圭佑は、「相手のボランチを抑えないといけない」と語った。

 グループリーグでドイツ代表とスペイン代表を破り、2勝1敗でE組を首位通過。F組2位のクロアチアとベスト8を懸けて対戦する。

「ABEMA」でクロアチア戦の現地解説を務める本田は、スタジオゲストの日向坂46・影山優佳さんから「前田(大然)選手のプレスはこの試合でも必要ですか?」と尋ねられると、「もちろん必要」と切り出し、その理由を説明している。

「どういう風に(プレスを)かけるか。(グループリーグ第3戦の)スペイン戦も途中までかからなかった。(シャドーの)堂安(律)さんと鎌田(大地)さんが相手のボランチを抑えないといけない。それができないと(クロアチアに)ガンガン攻められる。(1トップの)前田さんのプレスが意味がなくなる。それが心配です」

 クロアチアは中盤3枚で、MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とマテオ・コバチッチ(チェルシー)がインサイドハーフ、MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)がアンカーに入る。本田は「モドリッチがどれだけ調子がいいかでだいぶ変わる。前の3試合はミスも多い」と、大黒柱のモドリッチも要警戒選手に挙げていた。(FOOTBALL ZONE編集部)