現地時間12月5日、カタール・ワールドカップのラウンド16で、日本代表はクロアチア代表と対戦。試合は1-1で延長戦に突入した。

 日本のスタメンは、GKは権田修一、3バックは左から谷口彰悟、吉田麻也、冨安健洋、ダブルボランチは遠藤航と守田英正、ウイングバックは左に長友佑都、右に伊東純也、2シャドーは鎌田大地と堂安律、1トップは前田大然というラインナップだ。

 前半、立ち上がりは相手にボールを持たれ、自陣でのミスからピンチになる場面もあったが、タイトな守備でクロアチアの攻撃をはね返す。

 我慢強く守りながら、徐々に攻撃に転じるシーンを増やしていく。そして43分、デザインされた右CKの流れから、前田が自分のところにこぼれてきたボールを確実に叩き込み、先制点を奪う。

 1点リードで迎えた後半、55分に追いつかれる。左サイドからクロスを入れられると、ペリシッチの強烈なヘディングシュートで被弾。権田の懸命なセービングも届かなかった。
 
 その2分後には、遠藤がエリア外で右足を振り抜く。力強いミドルで相手GKを慌てさせる。

 62分には、警戒すべきモドリッチの鋭いミドルをくらう。しかしこれは権田のファインセーブで事なきを得る。75分にはミスからボールを奪われると、ペリシッチの鋭いショットに肝を冷やす。

 一進一退の攻防が続くなか、90分では決着がつかず、試合は延長戦に突入した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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