【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】日本-クロアチア(日本時間12月6日/アルジャノブ スタジアム)

 サッカー日本代表が決勝トーナメント1回戦で前回ロシア大会で準優勝を果たしたクロアチアと対戦。史上初となる悲願のベスト8進出を目指すこの試合で、43分に前田大然の先制ゴールで1点リードのまま折り返した日本だったが、後半クロアチアに痛い同点ゴールを許した。

【映像】日本代表、クロアチアに同点ゴールを許す(試合の模様)

 日本は55分、後半の早い時間で同点に追いつかれてしまう。中央右でボールを持ったデヤン・ロブレンからペナルティエリア内にクロスが送られると、精度の高いボールを中央のイバン・ペリシッチがピンポイントで合わせ、ゴール右隅へ。日本は冨安健洋と伊東純也の対応が間に合わず、ペリシッチに思い通りのヘッドを許してしまった。

 日本は今大会、グループステージでともにW杯優勝経験のあるFIFAランキング11位のドイツ、スペイン(同7位)をいずれも逆転で下し、世界を驚かす歴史的な勝利で決勝トーナメントにグループ首位で駒を進めてきた。

 日本は過去、クロアチアと3度対戦しており、通算成績は1勝1敗、1分け。初対戦は1997年の強化試合で、2度目の対戦は1998年のW杯フランス大会。このときは1次リーグ第2戦で対戦し、0-1で敗れている。また3度目の対戦は2006年のW杯ドイツ大会。このときは1次リーグの第2戦で対戦して0-0で引き分けている。

 また森保監督は前日会見の中で、クロアチアについて「世界的にもトップクラスの選手がいる、チームとしても、前回のファイナリストにもなったという非常に素晴らしいチーム。もちろん我々は明日、勝利を目指して戦うことに変わりはないですが、リスペクトしているチームでもあります。チームとしては非常に賢く戦える試合巧者」と話し、気を引き締めていた。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)

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