元日本代表DF内田篤人氏がDAZNの冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、日本代表の今後について語っている。

 カタール・ワールドに挑んだ森保ジャパンは、鋭いカウンターと豊富な交代カードという武器を生かして、優勝経験のあるドイツとスペインを撃破。下馬評を覆して、グループステージを首位で突破したものの、ラウンド16でPK戦の末にクロアチアに敗れ、目標のベスト8にはあと一歩届かなかった。

 ゲスト出演したいずれも元日本代表の佐藤寿人氏、松井大輔、今野泰幸とともに「日本代表が強くなるために何が必要なのか」をテーマに議論するなか、シャルケでチャンピオンリーグ(CL)のベスト4に進んだ経験がある内田氏は、次のように持論を述べた。

「壮大な話になると、チャンピオンリーグでトップに行くレベルのクラブチームに行ってほしい。海外に移籍して、ある程度の国ならやれるよ、そりゃ。そうじゃなくて、トップオブトップ(のクラブ)に行ける選手が何人いるのってところだと思う」
 
 日本サッカー協会のロールモデルコーチも務めている名手は、「今回のワールドカップが終わって、じゃあ日本はどうやって戦うの? 守るの? ボールを握るの? 両方だと思うんですけど。勝つために、じゃあ日本はどういう選手を育てていこうとしているの? スペインみたいなサッカーなの? それともクロアチアやアルゼンチンみたいにタフな選手を作ってくの? 両方なの? どうなのかな」と疑問を投げかけた。

日本代表が世界で勝つためにはどんな選手を育てていくべきなのか。育成の段階から、指針のようなものが必要だと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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