FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦、日本代表対クロアチア代表が現地時間5日に行われ、PK戦の末にクロアチア代表がベスト8進出を決めた。この試合でセーブを連発し、クロアチア代表の勝利に貢献したGKドミニク・リヴァコヴィッチに対し、クロアチアメディアがヒーローと讃えている。

 43分に前田大然が先制点を決めたが、55分にイヴァン・ペリシッチが得点し、試合は延長戦へ突入する展開となった。120分間の死闘の末、勝負の行方はPK戦の結果に委ねられることになる。そして、リヴァコヴィッチが日本代表のPKを3本止めるなどしてクロアチア代表が日本代表を破り、ベスト8へ駒を進めている。

 このPK戦で目立つ活躍をしたのがGKリヴァコヴィッチだ。イタリアのファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、2006年大会の元ポルトガル代表GKリカルド(イングランド戦)、2018年大会の元クロアチア代表GKダニエル・スバシッチ(デンマーク戦)に次ぐ、リヴァコヴィッチはワールドカップのPK戦で3本セーブした大会史上3人目の選手になったという。クロアチアメディア『インデックス』は「クロアチアがPK戦で日本を下し、ワールドカップ準々決勝へ進んだ。リヴァコヴィッチはヒーローだ」と伝え、リヴァコヴィッチの活躍を讃えている。

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