現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本代表はクロアチア代表と対戦。試合は、1-1のまま90分を終え、延長戦でも決着がつかず。PK戦で日本は3人が失敗し、ベスト16で散った。
グループステージのスペイン戦に続き、この試合にも3バックの一角としてフル出場した谷口彰吾は「立ち上がりからアグレッシブに行くのはプラン通りだった」と試合を振り返る。
日本は43分に前田大然のゴールで先制に成功。だが55分にイバン・ペリシッチのヘディングシュートで被弾。この同点ゴールを許した場面については「クロスへの対応というのは試合前から気をつけていた。失点のシーンのところは誰が出るのかというのが曖昧になってしまった。もったいなかった」と悔やんだ。
また谷口は、後半の日本の攻め方についても課題を口にした。
「どう前に行くのか合ってなかった。(浅野)拓磨頼みになっていた。スペースが開いていたので、狙うというのは間違いではないが、チーム全体として敵陣に押し込んでいくことも必要。今、前へ行くのか、ボールを持つのかという判断をもっともっと合わせられると、こういう相手にも、もっと対等に戦えるのかなと思う」
31歳で立った大舞台については「目標はベスト8以上だったので、まだまだワールドカップで戦っていたかった」と思いを語り、大会を後にした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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