FIFAワールドカップカタール2022のラウンド16が5日に行われ、日本代表はクロアチア代表と対戦。1-1で迎えたPK戦に敗れ、ベスト16の壁を突破することはできなかった。
試合後、日本代表MF伊東純也(ランス/フランス)は「しっかりボールをつないでショートカウンターでチャンスを作りたかったし、PKになる前に決めたかった。それができなかったので残念です」と悔しさを滲ませた。
また、目の前でイヴァン・ペリシッチにヘディングシュートを決められた失点シーンに関しても言及。「クロスが上がった時に、トミ(冨安健洋)と自分のちょうどマイナスのところで合わされてしまったので、ちょっと悔しいですね」と振り返り、「あそこはトミか自分のところでしっかりやらなきゃいけなかった」との見解を示した。
攻撃面については、試合終盤に「もっと仕掛けたいと思っていて、まだ走れる余裕があった」と主張。「相手のサイドバックが疲れて足がつりかけていたので、うまくボールを受けられればいけるなと思っていたんですけど、ルーズボールをうまく拾えず、(浅野)拓磨のところでもうまく収まらないことが続いて、延長戦が終わってしまった」と、狙い通りにいかなかったことを悔やんだ。
4年後に関しては、「まだ何も考えていない」としつつ、「個人としては成長できているレベルだと思う。まだフランスへ行って間もないので、ここからしっかり1年を通して結果を出したいと思っています」と、所属クラブでの活躍を誓った。