「FIFA ワールドカップ カタール 2022」決勝トーナメント第1戦で、クロアチアと対戦し延長・PK戦の末敗れた日本代表。一夜明け、クロアチア戦に先発し後半42分までプレーした堂安律がここまでの戦いを振り返った。

【映像】日本代表・堂安律「あそこで決める選手にならないと。僕がしなければいけない仕事だと思う」

 本大会で、ドイツ、スペインという強豪を相手に2得点を挙げた堂安律。「2ゴールできて自分の良さを出せたのはよかった」と口にしつつも、「他にもっと質を上げていかなければいけない部分がたくさんあった」とグループリーグを総括。

 前日のクロアチア戦では、先発出場し後半42分に南野拓実と交代。PK戦は‟無力さを感じながら”見たといい「あそこで決める選手にならないと。僕がしなければいけない仕事だと思う」「本当にまだまだ未熟だなと思いました」と悔しさをにじませた。

 目標であったベスト8には、あと一歩届かなかった。「何が足りなかったのか、まだ答えはみつかっていないので、ゆっくり考えたい」と、まだ整理はし切れていない。

 それでも、「これから成長するためには、プレーの部分でももっと能力的なスピード、シュート精度もあげなくてはいけない。トラップもパスもすべての部分でやらなければならない」「マインドセットの部分で人より努力をしなければいけない。明日から、誰よりもサッカーのことを考えて誰よりも夢に向かって進むしかない」と、次々に自らの課題を口にした堂安。すでに、4年後のリベンジに向け前進をはじめていた。

(『ABEMANEWS』より)