現地時間12月7日、カタール・ワールドカップ(W杯)で8強に進出したイングランド代表を、レジェンドOBが激励に訪れた。

 ガレス・サウスゲイト監督が率いる同代表は現在、10日に行なわれる準々決勝のフランス戦に向けてトレーニング中だ。そんななか、公式SNSは元イングランド代表のデイビッド・ベッカムが練習場を訪れ、後輩たちに直接エールを送ったと報告した。

 公開され動画と写真で、ベッカムはキャプテンのハリー・ケインから今大会仕様の背番号7のユニホームがプレゼントされている。また、マーカス・ラッシュフォードやジャック・グリーリッシュらと言葉を交わし、ツーショットを撮影する様子などが収められている。

 かつて7番を背負った名手は、屈託なく後輩たちと握手をし、肩を組むなど要望に応えている。特に、ブカヨ・サカは「一緒にツーショット撮ってもらえる?」とおずおずと尋ね、レジェンドとの邂逅に緊張しつつも、喜びを隠せない様子などが見て取れる。
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 この様子は大きな反響を呼び、サポーターからは「デイビッドをピッチに」「彼は土曜日(フランス戦)に出場できるのでは?」「まだまだ全然プレーできるように見えるので、お願いします」「今のスタイルには合わなくても、あの右足のクオリティーはフランスで役立つ」「この代表の選手よりもあのFKには勝ちがある」といった“復帰”を望む声が殺到。

 そのほか、「選手たちの顔が子供に戻っている」「サカが可愛すぎる」「TAAは先輩からちゃんと学ぶんだぞ」「背番号7のベッカム仕様のユニホームを売れ。それなら買う」といったコメントも見られた。

 56年ぶり2度目の優勝に期待がかかっているスリーライオンズ。絶大な人気を誇ったスターの訪問は、最高の激励になったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部