ユヴェントスに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオが、自身の去就に言及した。8日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えた。

 現在27歳のラビオは、2012年8月にパリ・サンジェルマンでデビューを飾り、同クラブで公式戦通算227試合に出場。2019年夏からユヴェントスでプレーしている。これまで公式戦通算145試合に出場しているが、契約は2022-23シーズン限りとなっており、去就に注目が集まっている。

 FIFAワールドカップカタール2022でフランス代表のレギュラーとして活躍しているラビオは、10日に行われる準々決勝でイングランド代表と対戦する。2008年に短期間マンチェスター・Cの下部組織に在籍していた同選手は、「1シーズン通してやったわけではないが、とてもいい経験だった。滞在中はすべてが順調だった。雰囲気がとてもよく、本当にイングランドにしかないものだ。フランスやイタリアとは違うんだ」とイングランドについてコメント。将来的にプレミアリーグでプレーする希望は変わらないとした。

「自分のキャリアの中で、イングランドでプレーしたいとずっと言ってきた。今でもその思いはある。プレミアリーグで進化していきたい」

「僕を最も魅力するのは、行われているプレーのレベルの高さだ。僕のクオリティに見合ったものだ」

 過去には、幼少期にファンだったリヴァプールでプレーする夢を語っていたが、「今、特定のプレミアリーグのチームを心に決めているわけではない。チームも何も決めていない。一般的なことだ」と語り、来季どこでプレーするかは未定だと強調した。