バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(34)が代表チームを引退する見込みのようだ。
ブスケッツは今回のカタール大会が自身4度目のワールドカップ(W杯)に。スペイン代表は南アフリカW杯以来3大会ぶりの優勝を目指したが、決勝トーナメント1回戦でモロッコ代表にPK戦で涙をのみ、敗退となった。
自身は前回のロシアW杯から大幅に若返ったチームのなかで主将として若い選手たちをけん引。今年34歳を迎え、かねてより今大会が代表での最後の大舞台になるとの見方が強かったが、実際にそうなるようだ。
スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ブスケッツは今大会限りでスペイン代表から引退。最大の理由としては、バルセロナでも師事したルイス・エンリケ監督の退任だという。
同監督が続投していた場合、来年6月に行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の決勝ラウンドまではとどまる選択肢もあったとのこと。国際Aマッチ通算143試合を誇るブスケッツは、PK戦での敗退がスペイン代表としての最後の一戦となるようだ。