オランダ代表の主将フィルジル・ファン・ダイクが、リオネル・メッシに警戒心を強めている。
2大会ぶりに大舞台に戻ってきたオランダは現地時間12月9日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、メッシを擁するアルゼンチンと対戦する。英紙『Mirror』によれば、ファン・ダイクは決戦を前に、5度目のW杯参戦にして、ついに決勝トーナメント初ゴールを挙げるなど、好調のスーパースターについてこう語った。
「メッシの難しいところは、僕らが攻撃している時に、コーナーで休んでいたりするところだ。守備の組織化という点では、非常にシャープでなければならない。
彼らはいつも、カウンターで我々を困難に陥れようと、メッシを探している。でも僕対彼、オランダ対彼ではなく、オランダ対アルゼンチンなんだ。誰も自分1人ではできないから、良いプランを考えなければならないだろう」
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また、オランダのルイス・ファン・ハール監督も、相手エースに言及した。
「金曜日になれば分かる。メッシは最も危険な選手であり、多くの創造力を発揮し、自らゴールを決められる。しかし、ボールを失った時、彼はあまり(守備に)参加しない、これは我々にチャンスを与える」
指揮官はまた「アルゼンチンはトップ選手を選抜しているトップ国だ。明日から本当の意味で大会が始まる。これまで戦ってきた国を軽視するつもりはないが、アルゼンチンはこれまで戦ってきた国とは異なる」と語った。オレンジ軍団は、メッシのW杯制覇ラストチャンスに燃える南米王者の夢を打ち砕き、4強入りなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部