ベルギー1部のシント=トロイデンに所属する元日本代表FWの岡崎慎司が12月9日、自身のツイッターを更新。日本サッカー界に向けた主張が話題になっている。

 カタール・ワールドカップで日本代表はドイツとスペインに、共に2-1で逆転勝ち。ラウンド16のクロアチア戦でPK戦の末に敗退したが、日本中を熱狂させた。

 そのなかで、W杯3大会連続出場や日本代表戦歴代3位の得点数を誇るストライカーは、こう綴った。

「今だからこそ根っこの部分を追求した方がいい。出た選手より出てない選手の本音。Jリーグも大事だけどそれを支える地域のクラブ。サッカー好きよりサッカー興味ない人。大会での選手間の雰囲気も大事だけど、育成年代の子達の為にも、W杯においてそこが重要だったと美談で終わらせない事など」
 
 この投稿に、「選手側から金言出た」「さすが岡崎選手!」「激しく同意!!」「ほんとそう」「うおお岡崎さんさすがですわ」「すごくいい事言ってると思います!」「だから応援したくなるのよ」などの声が上がった。

 森保ジャパンが敗れた次の日には、日本代表がラウンド16で4連敗となって指摘された“ベスト16の壁”について「次世代に任せると押し付けなくていい」として、「今から4年後の事を考えるのと同時に、10年後、20年後も考えて行動したい。もちろん選手として競争し続ける」と発信していた岡崎。その言葉通り、日本サッカー全体の発展のためのアイデアを提示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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