伊野波雅彦がモドリッチとネイマールの明暗にツイッターで言及

 クロアチア代表は現地時間12月9日、カタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジル代表と対戦し、1-1のまま突入したPK戦を4-2と制してベスト4に駒を進めた。クロアチアでプレー経験のある元日本代表DF伊野波雅彦(南葛SC)はツイッターで、「ネイマールより走ってるモドリッチが足攣ってなくてネイマールが足攣ってる」と、司令塔ルカ・モドリッチの37歳とは思えないプレーぶりに脱帽している。

 一進一退の攻防が続き、スコアレスのまま延長戦に突入した一戦は、延長前半アディショナルタイムにFWネイマールが先制ゴールを決めて、ベスト4進出を掴みかけたかに思われた。

 しかし、クロアチアは延長後半12分に左サイドのクロスから途中出場のFWブルーノ・ペトコビッチが蹴り込んで同点。クロアチアの脅威の粘りにより、1-1でPK戦に突入した。

 先攻のクロアチアは1人目のFWニコラ・ブラシッチがど真ん中に決めたのに対し、ブラジルのFWロドリゴのキックはGKドミニク・リバコビッチがセーブ。2人目と3人目は両チームともに成功。そして4人目ではクロアチアのMFミスラフ・オリシッチが成功させたが、ブラジルはDFマルキーニョスのキックが左ポストを直撃し、ゴール外へ。PKスコア4-2でクロアチアが勝利を収めた。

 2011年夏から約半年間、クロアチア1部ハイドゥク・スプリトでプレーした経験を持つ伊野波はツイッターで「凄い結末。こんな事あるのか。#ブラジルvsクロアチア」と呟きつつ、「ネイマールより走ってるモドリッチが足攣ってなくてネイマールが足攣ってる」と言及。日本戦でも延長戦を戦いながらフル出場した37歳モドリッチの年齢を感じさせないプレーに脱帽していた。(FOOTBALL ZONE編集部)