王国を引きずり下ろした。

 現地時間12月9日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、クロアチアはブラジルと対戦。激闘を制し、ベスト4に駒を進めた。

 圧倒的な攻撃力を誇るブラジルに対し、劣勢に回ったクロアチアだが、自慢の堅守で対抗。90分で決着がつかず、延長戦に突入。スコアレスで迎えた105+1分、ネイマールに先制点を許す。だが、117分にブルーノ・ペトコビッチの左足弾で追いつく。

 ラウンド16の日本戦に続いてのPK戦。1人目の二コラ・ヴラシッチと続くロブロ・マイェルが立て続けにど真ん中に決めると、守護神ドミニク・リバコビッチが相手のロドリゴのシュートを止めるなど、4-2で勝利した。
 
 逆境をはね返し、“死闘”を制したクロアチア。その戦いぶりに、SNS上では「アツすぎ」「PKの達人すぎる」「マジで優勝してくれ」「ガチすげぇな 」「なんだこの粘り強さと勝負強さ」「すげーな!良いドラマ見させてもらった」「劇的すぎるでしょ」など賞賛の声が上がった。

 前回準優勝のクロアチアは、日本時間13日の28時開始予定の準決勝で、オランダとアルゼンチンの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】クロアチアの守護神リバコビッチのPKストップをチェック!※投稿の白地部分をクリック