後半38分にPKでチーム2点目を奪取

 カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝が現地時間12月9日に行われ、アルゼンチン代表はオランダ代表と対戦。前半にFWリオネル・メッシのスルーパスからDFナウエル・モリーナが先制点を挙げたアルゼンチンは、後半38分にもメッシがPKを決めて2点目を奪った。

 今大会4試合で2得点1アシストを記録しているメッシは、後半38分にDFマルコス・アクーニャがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、ボールを持ってペナルティスポットへ。ポーランド代表戦(2-0)ではPKを失敗していたメッシだが、今回はGKアンドリース・ノッペルトの動きを見ながら助走を取り、逆を突いてゴール右にシュートを決めた。

 このゴールによってメッシは、W杯における通算得点数を10に伸ばし、1994年大会、1998年大会、2002年大会の3大会で通算10得点を挙げてアルゼンチン代表の歴代最多得点記録を持つFWガブリエル・バティストゥータ氏に並んでいる。

 国際サッカー連盟(FIFA)公式ツイッターは、即座にメッシとバティストゥータの合成写真で偉業を成し遂げ、「W杯におけるアルゼンチンのジョイント歴代最多得点者」と2人を紹介した。(FOOTBALL ZONE編集部)