現地時間12月9日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、ブラジル代表がクロアチア代表と対戦した。

 スコアレスのまま突入した延長前半のアディショナルタイムにネイマールのゴールで先制したブラジルは、117分に追いつかれると、PK戦でロドリゴとマルキーニョスが失敗し、2―4で敗戦。2大会連続でベスト8敗退となった。
 
 ブラジルのメディア『globo』によれば、以前からW杯後までの指揮を示唆していたチッチ監督は「痛い敗北だが、自分は平穏だ。サイクルは終わった」と改めて退任を発表した。

「1年半以上前に言った。男に二言はない。私は勝つために指揮を執っていたのであって、留まるためにドラマを作り続けていたわけではない」

 16年6月から指揮を執った指揮官が退くブラジルは、新たなサイクルに入ることになった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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