6度目のワールドカップ優勝を目指したブラジル代表だが、クロアチアに敗れて準々決勝敗退となった。
スコアレスで迎えた延長戦にネイマールで先制するも延長後半に追い付かれると、PK戦で終戦。
最後のW杯になるとも示唆していたネイマールは、ペレに並ぶブラジル代表史上最多スコアラーになったが、痛恨の敗戦に号泣していた。
『Globo』によれば、試合後にはこう述べていたそう。
「(これで代表引退かは)正直、分からない。
いま話すのは良くないと思う、頭が熱くなっていて、考えがまとまらないから。
これで終わりというのは早まった行動になるかもしれないが、何も保証できない。これからどうなるか見定める。
セレソンのこと、自分自身に望むことを時間をかけて考えたい。
セレソンへのドアを閉ざすつもりはないが、100%戻って来るとも言えない。
悪夢のような気分だ。起きたことは信じられない。
この敗戦に長く傷つくことになるだろう。だから、とても悲しい。
ブラジルのファンたちの応援、愛情、チームメイトへのリスペクトに感謝したい。
残念ながら夢を叶えることはできなかったが、これもサッカーであり、こういうことが起きると言っておきたい。
いまは家に帰って、この敗戦を嘆き悲しまなければならない」
まだ代表を引退するかは判断しかねるようだ。
2016年からチームを率いてきたチッチ監督はこれでチームを去る。指揮官は「痛い敗戦だが、心は安らかだ。サイクルの終わり」と話していた。