FIFAワールドカップカタール2022・準々決勝のクロアチア代表対ブラジル代表とアルゼンチン代表対オランダ代表の2試合が現地時間9日に行われた。

　準々決勝最初の一戦は90分でも得点が生まれず延長戦に突入した。延長の前半アディショナルタイム、ネイマールがワンツーから抜け出しキーパーをかわして決める。しかし、延長後半12分ブルーノ・ペトコヴィッチがセンタリングに左足で合わせ、クロアチアが土壇場で同点に追いつき、試合はPK戦にもつれ込んだ。

　PK戦ではブラジルの1番手のロドリゴのキックをクロアチアGKドミニク・リヴァコヴィッチが止めるなどで、4-2でクロアチアが勝利した。

　アルゼンチンは35分、ナウエル・モリーナが反応し決めて先制に成功する。73分にはPKをメッシが決めて、アルゼンチンが2点リードする展開となる。

　83分にボウト・ベグホルストのゴールでオランダが1点を返す。さらに後半アディショナルタイムにFKのサインプレーからベグホルストが再び決めてオランダが同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。

　延長戦は両者譲らず得点は生まれず、試合はPK戦に委ねられることとなった。オランダの1番手のファン・ダイク、2番手のステファン・ベルハイスのPKをエミリアーノ・マルティネスが止めるなどで、PK戦4-3でアルゼンチンが準決勝進出を決めた。

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