現地時間12月10日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝でポルトガル代表はモロッコ代表と対戦。0-1で敗れ、ベスト8で大会を去ることになった。

 この日、決勝トーナメント1回戦に続いて大エースのクリスティアーノ・ロナウドはベンチスタート。1点ビハインドの51分から途中出場したが、期待に応える活躍は見せられなかった。
【画像】涙を抑えきれないC・ロナウド。足早にロッカールームへ去る姿
 試合終了のホイッスルが鳴り、モロッコの選手たちが歓喜に沸くなか、C・ロナウドは足早にロッカールームに去った。その姿は中継カメラにも捉えられ、やがてスター選手は片手で顔を覆い、肩を震わせて涙をこぼす様子が見られた。

 この行動に、ファンからは賛否両論の声が上がっている。米スポーツチャンネル『espn fc』が背番号7の様子をシェアすると、様々なコメントが寄せられた。

「貴重な才能のラストダンスが…フットボールの神は厳しい」
「試合中から泣きそうな顔をしていたからな」
「W杯はこれでラストになってしまうのだろうか」
「彼が永遠にW杯のトロフィーを失ったことが悲しい」
「クリスティアーノはいつだってGOATだ」
「メッシと対照的な姿だ」
「こんな時でも早退するのか」
「相手に対するリスペクトを欠くのはどうかと思う。腕を負傷しているペペは残っているのに」

 ポルトガル代表のカタールW杯は終わった。今後は、“無所属”で大会に臨んだ37歳C・ロナウドの動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部