モロッコがポルトガルを0-1で撃破、アフリカ勢史上初のW杯ベスト4へ
現地時間12月10日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でモロッコ代表とポルトガル代表が対戦し、1-0と勝利したモロッコがアフリカ勢として史上初のW杯ベスト4に駒を進めた。試合後、Twitter社の現CEOであるイーロン・マスク氏や元ドイツ代表MFメスト・エジルら著名人から、続々と祝福メッセージが寄せられている。
試合は前半42分、モロッコが左サイドからゴール前にクロスを入れるとFWユスフ・エン・ネシリが驚異的なジャンプ力を見せて高い打点でのヘディングシュートを叩き込んで1-0とリード。劣勢のポルトガルは後半6分、DFジョアン・カンセロとFWクリスティアーノ・ロナウドを同時投入して反撃に出ると、後半19分にはMFブルーノ・フェルナンデスが決定機を迎えるも決め切れず、そのままモロッコが1-0で逃げ切った。
試合後、各国メディアや著名人が次々反応。マスク氏はツイッターを更新し、「モロッコ、おめでとう!!」と祝福。さらに元ドイツ代表MFメスト・エジル(イスタンブールBBSK)もツイートし、「誇らしい、なんてチームなんだ! アフリカ大陸とイスラム世界にとって、なんて偉業だろう。こんなおとぎ話が現代サッカーでもまだ可能なこと――それは多くの人に大きな力と希望を与えるだろう」とメッセージを送っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)