サッカー日本代表はFIFAワールドカップカタールでラウンド16敗退という結果に終わった。それでも、グループリーグではドイツ代表やスペイン代表を撃破し、世界に衝撃を与えている。冬の移籍市場ではステップアップする選手も出てくるはずだ。そこで今回は、カタールW杯に臨んだ日本代表全26人の市場価値をランキング形式で紹介する。(※市場価値は12月11日時点、『transfermarkt』を参照)
●三笘薫(ブライトン/イングランド)
生年月日:1997年5月20日(25歳)
市場価値:600万ユーロ(約7.2億円)
大会成績:4試合0得点1アシスト
22/23リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト
独特の間合いから繰り出されるドリブルが、カタールW杯で世界中に知れ渡った。今大会では先発は一度もなかったが、全試合に途中出場。ドイツ代表戦では左サイドで相手を惹きつけて南野拓実にパスを送り、同点ゴールをおぜん立て。スペイン代表戦ではのちに話題となるゴールラインぎりぎりからの折り返しで田中碧の逆転弾をアシストした。
昨夏の東京五輪では大会直前にコンディションを崩し、3位決定戦でゴールを決めるまでは本領発揮とはいかなかった。それでも、ベルギーのユニオン・サンジロワーズで公式戦8得点をマークし、今夏にブライトンに加入。W杯前のラスト2試合で初得点と初アシストを記録し、11月9日のリーグ杯ではアーセナルからゴール。徐々に存在感は増している。
活躍に比例するように市場価値もアップしている。東京五輪前は180万ユーロ(約2.2億円)だった市場価値は、今年9月に300万ユーロ(約3.6億円)に上昇しており、11月にはそこからさらに倍増。今大会での活躍、そして後半戦のブライトンでの活躍次第で、その評価はさらに上がっていくはずだ。
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