フランス代表主将のGKウーゴ・ロリス(35)が歴代最多出場記録を更新した。

フランス代表は10日、カタール・ワールドカップの準々決勝でイングランド代表と対戦。互いに特長を出し合った中で先制したフランスは、後半立ち上がりにPKで同点とされるものの、78分にオリヴィエ・ジルーのゴールで勝ち越し。終盤には再びPKを与えてしまい、相手に同点のチャンスを与えてしまったが、キッカーを務めたケインのシュートは大きく枠を越えて失敗。レ・ブルーが2-1で試合を制し、準決勝へ進出した。

この試合でゴールマウスに立った守護神ロリスは、フランス代表通算143試合目の出場に。これでリリアン・テュラムを抜いて歴代最多となった。サッカーの様々な統計を扱う『Opta』によれば、143試合の成績は86勝33分け23敗。そのうちキャプテンマークを巻いたのは118試合に上る。

また、ワールドカップに目を向けると、ロリスはイングランド戦で18試合目の出場に。こちらもティエリ・アンリとファビアン・バルデスの17試合を抜いて歴代最多となった。