クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝で対戦するアルゼンチン代表について語った。FIFAの公式サイトが伝えている。

 グループステージを2位で突破したクロアチアは、決勝トーナメント1回戦で日本にPK戦の末に勝利。続く準々決勝でも優勝候補のブラジルをPK戦の末に破り、ベスト4進出を果たした。

 2大会連続で決勝進出を狙うクロアチアの次戦の相手は、アルゼンチンだ。指揮官は「これまで(アルゼンチンには)あまり注目していなかったので、詳しく分析するつもりだ」と言うが、その南米王者の印象についてはこう答えている。
 
「メッシが今でも中心で素晴らしいプレーをしており、アルゼンチンを牽引している。また、若くて才能のある選手も何人かいて、とても危険なチームだ。

 しかし、オランダ戦では2点をリードしておきながら、同点に追いつかれ、辛うじてPK戦に持ち込んだのだから、弱点があるのは明らかだ。自分たちのベストを尽くし、100パーセント集中して試合に臨むことが大切だ」

 さらに“メッシ対策”については「メッシがどれだけ走り、どれだけボールを持ったプレーを好むかは知っている。守備の局面で重要なのは規律だ。ブラジル戦と同じように、スペースを与えず守備をし、それを繰り返せば何も恐れることはない」と述べた。

 クロアチアはメッシを抑え、2大会連続で決勝進出を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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