国際サッカー連盟(FIFA)が、カタール・ワールドカップ(W杯)で敗退が決まった偉大なスター、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに敬意を表した。
【動画】FIFAがC・ロナウドに敬意を示した映像を公開
現代サッカーを長年牽引し、これまで残してきた功績を見れば、誰もが認めざるを得ない世界最高峰の選手の1人であるC・ロナウド。近年はピッチ内以上に、ピッチ外での出来事が目立ち始め、多くの批判にさらされることも増えてきている。
今大会を前にも、所属のマンチェスター・ユナイテッドを痛烈に批判するインタビューが公開され、結果としてW杯の前に契約解除。無所属としてW杯に出場することとなった。
37歳でカタールW杯を迎えたC・ロナウド。2006年のドイツW杯で初めて出場すると、5大会連続で出場することに。また、史上初となる5大会連続でゴールを記録し、W杯にもその名を刻むこととなった。
5試合全てに出場したC・ロナウドだが、決勝トーナメントに入ってからはベンチスタートが続き、10日に行われた準決勝のモロッコ代表戦も1-0とビハインドになった後半から出場。惜しいシュートを1本放つなどしたが、多くの見せ場を作れずに敗退した。
試合後、涙を隠さなかったC・ロナウド。“クライベイビー”とも言われた偉大なスターは、最後になることが濃厚なW杯でも涙で終えることとなった。
FIFAは、公式インスタグラムでW杯の歴史に名を残したC・ロナウドに敬意を表し特別な動画を配信。「神話。伝説。マシーン。ありがとう、クリスティアーノ!」とし、若かりし頃からのこれまでのW杯での姿をまとめた動画を投稿した。
ファンは、「クリスティアーノ・ロナウドはたった一人しかいない」、「胸が張り裂ける瞬間」、「レジェンドありがとう」とコメント。また「彼には2026年もある」と、4年後に41歳でのW杯出場を望む声も寄せられている。
【動画】FIFAがC・ロナウドに敬意を示した映像を公開