イングランド代表FWハリー・ケイン(トッテナム)が、FIFAワールドカップカタール2022敗退を受け、胸中をSNSに綴った。

 イングランド代表は10日に準々決勝でフランス代表と対戦。ケインは1点ビハインドで迎えた54分、PK成功で試合を振り出しに戻し、代表歴代最多タイの通算「53」ゴールに到達した。

 しかし、チームはその後に勝ち越されると、84分に2度目のPKを獲得したものの、再びキッカーを務めたケインは枠の上に飛ばしてしまった。結局、イングランド代表は追いつくことができず、1966年以来2度目の優勝は果たせなかった。

 ケインは11日に自身の公式Twitter(@HKane)を更新。敗戦のショックを引きずっていることを認めつつ、必ず立ち上がることを誓った。

「本当に悔しい。すべてを出し切ってきたのに、僕が責任を取るべき小さなディテールでそうなってしまった。苦しんでいるし、立ち直るのに時間がかかることは隠せない。でも、これもスポーツの一部だ」

「今はこの経験を生かして、精神的にも肉体的にも強くなって、次のチャレンジに臨みたい。大会期間中、たくさんの応援をありがとう」

 個人で圧巻の成績を残しながらも、チームタイトルとは縁遠いケイン。ドイツ開催のEURO2024でトロフィーを掲げる姿は見れるのだろうか。