「過去4大会で3度の決勝トーナメント進出を果たしている」と伝える
森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦し、PK戦の末に惜しくも敗れた。初のベスト8進出はならなかったものの、英紙は2026年の次回大会に向けて「楽観的な評価を固めた」と、外からの視点を伝えている。
日本はドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居するグループEに入り、当初は厳しい戦いが予想されていた。しかし初戦でドイツに2-1の逆転勝利を収めると、コスタリカには0-1で敗れたものの、スペインには再び2-1の逆転勝利。グループ首位通過を果たした。
決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦は1-1で延長戦を終え、PK戦に突入。クロアチアGKドミニク・リバコビッチの活躍に阻まれ、PK戦1-3で敗退となった。
試合後にはイングランド1部アーセナルDF冨安健洋が「サッカーのことを忘れる時間が必要だ。少し時間が欲しい」と発言していたが、現在はドバイでトレーニング中のアーセナルに合流。英紙「デイリー・メール」は「冨安がUターン」とその帰還を報じつつ、日本の躍進にも触れている。
「敗戦にもかかわらず、日本代表は2026年大会でのチャンスについて楽観的な評価を固めた。過去4大会で3度の決勝トーナメント進出を果たしている」
継続的な結果と、W杯優勝経験国のドイツとスペインを破ったサプライズが、日本の評価を確かなものにしているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)