RBライプツィヒのエバール氏がロナウドへのオファー報道に見解
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今年11月にイングランド1部プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドと双方の合意により契約を解除し、無所属となっている。カタール・ワールドカップ(W杯)で敗退したことで、今後の去就に注目が集まるなか、報道されている中東からの高額オファーについて、RBライプツィヒのスポーツディレクターを務めるマックス・エバール氏が呆れ顔で見解を述べている。スペイン紙「AS」が伝えた。
ロナウドはユナイテッドを指揮するエリック・テン・ハフ監督について、「リスペクトをしていない」と発言するなど、クラブに対する批判的な言動を連発。11月22日に双方合意の下で契約解除となり、フリーの立場となった。
カタールW杯期間中には、サウジアラビア1部の強豪アル・ナスルへ来年1月1日付で、年2億ユーロ(約290億円)で2年半の契約になるとも報じされたロナウド。RBライプツィヒのスポーツディレクターを務めるマックス・エバール氏は、記者会見で常軌を逸した金額に警鐘を鳴らしている。
「(37歳の)クリスティアーノ・ロナウドに2億ユーロ(約290億円)で2年間の契約という話を見て、ばかげていると思った。別次元の話で、間違いなく人々をサッカーから遠ざける」
あまりに天文学的な金額で、サッカーへの関心も薄くなっていくのではないか、とエバール氏は懸念していた。(FOOTBALL ZONE編集部)