今ワールドカップでドイツとスペインという強豪を撃破した日本代表。

キャプテンとしてチームを牽引した吉田麻也が、試合前に選手たちに気合いを注入するシーンも話題になった。

クロアチア戦の前には「(2018年大会で負けた)ベルギーの試合から1617日…4年半、この日のためにやってきた」という言葉で選手たちに語りかけた(動画13分55秒から)。

そうしたなか、W杯を戦い終えた吉田は、ABEMAの番組で矢部浩之さんと共演。

「選手から反応とかリアクションは感じられるものなのか」と聞かれると、こんな秘話を明かしていた(動画4分40秒から)。

吉田麻也

「その時は感じられないんですけど、勝った後とかに夜の食事とかで、若手とかは結構、『あれ、よかったすね』とか、『あれ、なんだった?』みたいなことがあるんですよ。

クロアチア戦の時に…ベルギー戦からその日まで(の日数を)ググったんですよね(笑)。1617日かなんかだったんですよ。

4年半って言うんじゃなくて、あえて日で、1日1日頑張ってきたよな、やってきたよな、っていうことをアピールしたかったんで、1617日って言ったんですよ。

そうしたら、(堂安)律にはささったんですけど、(柴崎)岳に『吉田さん、あれって自分で数えたの?』って(笑)。

言葉は本当に色んなエネルギーを宿せるので、4年半より1617日のほうが、どれだけ長いことやってきたかっていうのを感じやすくなるじゃないかなと思って」

試合前に選手たちにどう伝えたらいいのかにも考えをめぐらせていたという。

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具体的な1617日という日数で伝えた言葉は、堂安律には好評だったものの、柴崎からは冷静な突っ込みを受けてしまったとか。