FIFAワールドカップカタール2022・準決勝、アルゼンチン代表対クロアチア代表が現地時間13日に行われ、クロアチア代表は0-3の敗戦を喫した。37歳のMFルカ・モドリッチを含む何人かの選手にとって、最後のW杯になったと、クロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ監督が明かした。米メディア『EPSN』が報じている。

 クロアチア代表にとって、カタールワールドカップは4年前の雪辱を果たすべく臨んだ大会だった。ロシアワールドカップでは、決勝戦に進みながらもフランス代表に敗れて優勝ならず。当時を知るモドリッチは今大会にも選出され、ベテランながら人一倍献身的に動き回り、クロアチア代表の攻撃を牽引した。2大会連続の決勝進出を目指して臨んだアルゼンチン戦でも先発出場したが、0-3の敗戦を喫している。

 試合後、ダリッチ監督はモドリッチなど複数の選手について「おそらく、この世代にとって最後のワールドカップになった。何人かは、2026年のワールドカップでプレーするのが難しい年齢になっている。我々は素晴らしいチームだと思っている。この世代の中には、EURO2024でキャリアを終える選手もいるだろう」と語り、クロアチア代表が新たな時代に突入することを予感させている。

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【全試合日程・結果・放送予定】サッカーFIFAワールドカップカタール2022
【決勝トーナメント表】FIFAワールドカップカタール2022<組合せ>