ベルギー・サッカー協会(RBFA(英))は13日、ロベルト・マルティネス前監督の後任となる、ベルギー代表の新監督の募集を開始すると発表した。

 公式声明では、「FIFAワールドカップカタール2022で早期敗退した後でも、RBFAは将来に向けて非常に野心的だ。将来も成功し続けるため、全ての要素が整っている。新たな代表チームの監督は、今あるものを使って我々を新しい成功に導くかにかかっている」としている。

 また、求めるスキルとしては、「勝ち方を知っている監督」であること、「非常に野心的で、トップレベルで必要な国際経験、サッカーの戦術的知識と洞察力、適切な個人的スキル」に加え、「トップ選手を扱った経験を持つ継続的な勝者」としている。また、「緊密なグループを作ることに集中すること、若いプレーヤーをまとめ上げる方法を知っていること」も併せて求められている。

 新監督募集は2023年1月10日で締め切り。その後、絞り込みが開始されるとしている。

 ロメル・ルカク(インテル)やケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)、ティボー・クルトワ(レアル・マドリード)など世界的スターを擁しながら、カタールの地では屈辱のグループステージ敗退に終わった“レッド・デビルズ”(ベルギー代表の愛称)。協会が求める理想的な人材に出会うことは出来るか。