【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準決勝】アルゼンチン3-0クロアチア(日本時間12月14日/ルサイル スタジアム)

 大一番でスコアを動かしたのは、神の子・メッシだった。先制のチャンスとなったPKの場面で、対峙するのは日本戦で3つのシュートストップを見せたクロアチア代表の守護神。しかしメッシが完璧なコースにPKを蹴り込み、視聴者も「すごいキック」「最高のシュート」と拍手せずにはいられない。

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 スコアレスで迎えた34分にアルゼンチンがPKを獲得した。キッカーを務めるのは、もちろんメッシ。対したクロアチア代表GKリバコビッチは日本戦、ブラジル戦でPKを止めているPKストッパーだったが、メッシは完璧なコースに強いシュートを叩き込んでアルゼンチン代表が先制に成功した。

 オランダ戦でも相手GKの間合いを外すものと、コースを完璧に打ち抜く2種類のPKを披露しており、どちらのパターンでシュートを打つのかは蹴る瞬間まではわからない。流石にこのPKは名手リバコビッチであっても止められなかった。

 この完璧なPKに対して「さすがですね、強い方を選びました。迷いなかったですね」とコメントが挙がると、視聴者も「これは取れない」「コースえぐw」「すごいキック」「そこに蹴るか…」、「なんちゅうコース」「強く蹴るメンタル」と大絶賛していた。

 ABEMAで実況を務めた寺川俊平アナウンサーが「これがワールドカップ通算11ゴール目。バティストゥータさんを抜いてアルゼンチン代表のワールドカップ通算最多ゴール記録です」と伝えたように、メッシはこのゴールで同国最多得点記録を更新した。このPKを皮切りに3-0で快勝を収めたアルゼンチン代表が決勝進出を決めている。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)

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