忖度なしの解説でカタールワールドカップの盛り上げに一役買っている本田圭佑が、またも秀逸なコメントを生み出した。

　本田は現地13日に行われた準決勝、アルゼンチン代表対クロアチア代表の解説を担当。すると31分に、さすがの一言で観ている人の笑いを誘った。

　イバン・ペリシッチの放ったシュートが枠を外れると、ダニエレ・オルサート主審はゴールキックを指示。これに対しペリシッチは納得できないような表情で主審に詰め寄り、コーナーキックだとアピールをした。

　このシーンを見た本田は「あ、コーナーか」と一言。それに対し寺川俊平アナウンサーが「いやレフェリーはゴールキックを指してます」と反応すると、「いや、でも当たってると思います。今の言い方は。今のペリシッチの顔は完全に当たってます」と本田は自信満々にコメントを残した。

　しかし、その直後に流れたスロー映像を確認すると、ペリシッチのシュートはまったく相手に当たっていなかった。これを見た寺川アナウンサーが「当たってました？」とコメントすると、本田は「いや、わかんないです」と反応。そして我慢ならなかったか「ペリシッチ、お前嘘つくなや」と強烈な一言を放った。

　さらに、そのシーンについて試合後に振り返りを求められた本田は「あいつ嘘つきましたね〜」とコメントし、続けて「信じたのに…。信じた俺がアカンかった」と言葉を残した。

　ペリシッチの懸命なアピールを信じたのに、裏切られたショックは大きかったようだ。

忖度なし！ 解説・本田圭佑の秀逸コメント5選　全紹介
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