アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、カタール・ワールドカップ(W杯)が最後のW杯になると明言した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

 現地時間12月13日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝で、アルゼンチンはクロアチアと対戦し、3―0で快勝。前回大会ではグループステージで0-3の完敗を喫していた因縁の相手を、同じスコアで打ち破る痛快なリベンジを果たし、36年ぶりの世界制覇に王手をかけた。

 35歳のスーパースターはこの一戦で、1ゴール・1アシストのハイパフォーマンスを披露。決勝進出に大きく貢献した。18日に行なわれるフランスとのその大一番でも圧倒的な活躍が期待されるなか、記者から「日曜日がワールドカップ最後の試合になるか」と問われると、こう言い放っている。
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「そうだね、確かにそうだ。次のワールドカップまで何年もある。自分にはまだその力があるとは思えないし、このように終わるのが1番いい。このような形で終えられ、とても幸せだ。ワールドカップでのキャリアを、決勝という最後の試合でのプレーで締め括れるんだ」

 5大会連続出場中のメッシは、クロアチア戦でW杯での出場試合数を「25」に。元ドイツ代表ローター・マテウス氏が持つ最多出場記録に並んだ。正真正銘のファイナルで大記録を塗り替え、あらゆる意味で王者としてW杯に別れを告げることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部